ブックメーカーは試合の結果を始めとして、スポーツに関して色々な種類のオッズを設定しているので、利用者がその中から的中すると思うものを選んで賭けるというのが基本的な遊び方です。そう聞くと、日本のサッカーくじや競馬などと大して変わらないと思う人もいるかも知れませんが、オッズの種類が勝敗が豊富であること以外にも、ブックメーカーには特徴的な点があります。
それはライブベットの存在で、試合が開始してから賭けることが可能となっています。日本のサッカーくじなどでは試合が開始すれば賭けに参加することが出来なくなりますが、ブックメーカーの場合はその存在によって、試合の途中からでも参加できるところが少なくないのです。その魅力は、試合の経過に合わせて予想することが出来ることでライブ感覚が味わえるので、ブックメーカーがもともと持っている、スポーツを楽しめるという魅力がより大きくなることです。また、試合の経過を見ながら賭けに参加出来るので、選手やチームの調子を確認してから賭けられるという点は大きなメリットだと言えます。
そのような点から、ライブベットに適したスポーツは何かと考えると、テニスという答えが出て来ます。その理由としてまず挙げられるのは、テニスのオッズにはセットごとに分けられたものや、次のポイントをどちらが取るかといった短時間で結果が出るものがあるので、一つの試合の中で賭けられるチャンスが多くなることです。この前のセットはこちらが取ったから次もまたそうなるだろうとか、今度は相手が巻き返すだろういったように、試合展開を予想しながら賭ける楽しみが大きくなるのです。また、テニスは基本的には個人で戦うスポーツだということも理由となります。チームで戦う場合には、一人の選手が調子が悪くても全体に与える影響はそれほど大きくない場合が多いので、試合前と試合中で大きく予想が変わることも少ないと考えられます。しかし、テニスでは選手の調子の良し悪しがダイレクトに試合に影響するので、試合の途中から賭けに参加した方が的中させられる可能性が高くなります。